2015年5月19日(火)東京発 - クラウドベースのSCM(サプライチェーンマネジメント)、およびS&OP(セールス&オペレーションプランニング)アプリケーションの「RapidResponse(R)」を提供する、Kinaxis Inc.の日本法人であるキナクシス・ジャパン株式会社(以下キナクシス)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子 敏也)は本日、ガートナー社のマジッククアドラント「Magic Quadrant for Sales and Operations Planning Systems of Differentiation」で「Leaders Quadrant」の評価を獲得したと発表しました。キナクシスが「Gartner Magic Quadrant」で「Leaders Quadrant」の評価を獲得するのは今回で二度目となります。(注1)
「Sales and operations planning(S&OP)system of differentiation(SOD)」とは、「Stage 4」以上の成熟したS&OPプロセスをサポートするテクノロジを提供するソフトウェアソリューションとして定義されています。ガートナー社のレポートでは次のように報告されています。「リーダーとは、自社が提供するS&OP SODの諸機能に対して強力なビジョンを有する企業を指す。リーダーは、オペレーションと実行に対する戦略に基づく、垂直統合との整合性を保持するマルチエンタープライズ対応の横断的計画の実現に向けて成すべき役割を認識している。また、エンドツーエンドの収益力のあるトレードオフおよび各種構成が可能なサプライチェーン設計や構成能力をサポートする分析の開発にフォーカスしている。」(注2)
キナクシスのCEO、ダグラス・コルベス(Douglas Colbeth)は、以下のようにコメントしています。「今回ガートナーのマジッククアドラントでリーダーとして評価いただいたことは、キナクシスの業界における立ち位置や付加価値においてさらなる重要なポジションを獲得した結果であると認識しています。レポートでは17社に及ぶプロバイダが評価されていますが、キナクシスは『実行能力』の評価軸で最高の評価をいただいています。私たちは基盤となる提供価値として、お客様に対して一貫して高品質なソリューションをお届けすることを念頭に置いています。キナクシスのゴールは、自社のソリューションの包括的な機能を活用していただくことにより、お客様の成功を早期に実現し、S&OPプロセスを初期のステージから『Stage 4』(またはそれ以上)にまで進化させるための支援を行うことにあります。」
ガートナー社では、「Stage 4」のS&OPを「コラボレート」ステージと呼んでいます。本ステージではS&OPの成果を、社内および取引先を考慮し、需要に基づいた、広範なサプライチェーンにわたる収益力のある供給レスポンスを実現するものであると定義しています。また、S&OPやプロセスの成果を測定するために使用される指標のメリットは、売上総利益や運転資金の増加、あるいはマーケットシェアの向上などを含め、より定量的に測定できる点にあるとしています。
キナクシスのRapidResponseは、これまでサイロ化され、逐次的であった各業務計画を一元システムとして統合し、S&OPプロセスとダイレクトに連携することで、各業務間で集約レベルあるいは詳細レベルにて同時に計画を作成することが可能になります。また、各業務のチーム、さらには組織にまたがって、迅速かつコラボレーティブに各種の計画シナリオによる財務またはオペレーションに及ぼす影響を評価することができます。一元的なアプリケーションによりS&OPを管理することで、計画の策定中、あるいは予期せぬ事態によるS&OPの方針転換が迫られている場合でも、企業は迅速に競合する指標間のより適正なトレードオフを可視化し、企業全体における適切な判断を下すことができます。RapidResponseのS&OPアプリケーションに関する詳細はこちらをご覧下さい。
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(注1)
「Magic Quadrant for Supply Chain Planning System of Record」ガートナー社、T. Payne著 (2014年3月6日)
(注2)
「Magic Quadrant for Sales and Operations Planning Systems of Differentiation」ガートナー社、T. Payne著 (2015年4月29日)
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