モーターサイクルや船外機などの輸送機器で著名な日本企業が、優れた柔軟性と迅速なレスポンスでサプライチェーンを刷新
2019年7月25日(木)東京発 - サプライチェーンにおける最適な意志決定を支援するグローバルリーダー、Kinaxis Inc.(TSX:KXS)の日本法人であるキナクシス・ジャパン株式会社(以下キナクシス)(本社:東京都港区、代表取締役社長:金子 敏也)は本日、ヤマハ発動機株式会社(以下ヤマハ発動機)(本社:静岡県磐田市、代表取締役社長:日髙 祥博)がキナクシスの導入を正式に決定したことを発表しました。今後ヤマハ発動機はキナクシスを活用することで、モーターサイクルをはじめとする各種輸送機器のサプライチェーンをエンドツーエンドで可視化し、変化の激しい市場に対して迅速に対応していきます。
ヤマハ発動機は日本企業として1955年に設立され、小型エンジン技術、車体・艇体技術、さらには制御技術をコア技術とし、ランドビークル事業、マリン事業、ロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30カ国・地域のグループ140社を通じた開発・生産・販売活動を行っています。
ヤマハ発動機は複雑化するグローバルなサプライチェーンを連携し、需給調整の最適解を求めるプランニングソリューションの導入を検討した結果、キナクシスの選定に至りました。キナクシスを導入することにより、需要変動への対応、変動がもたらす供給ネットワーク全体への影響の把握、収益機会の特定と対策、および迅速なリスク軽減を実現していく予定です。
ヤマハ発動機の生産本部 生産戦略統括部 デマンドチェーン革新部 部長の今西 貴弘 氏は次のようにコメントしています。「キナクシスにより、リアルタイムに近い感覚でサプライチェーンの現状を把握し、迅速かつ柔軟、敏捷に対応できるようになることを期待しています。ヤマハ発動機は常時変動する市況下で、長年にわたりパフォーマンスの向上を実現してきた豊富な実績を持っています。財務指標と運用指標の両方を考慮した『What-if』シナリオを構築することにより、私たちはエンドツーエンドのサプライチェーンの連携を図り、変動するマーケット環境により迅速に対応する事が可能となります。今後も、ヤマハ発動機の製品を通じて、お客様に素晴らしい感動体験を提供していきたいと思います。」
キナクシスのCEO、John Sicard(ジョン・シカード)は以下のように述べています。「日常生活に喜びと充実をもたらす製品やサービスを提供するといったヤマハのミッションのお手伝いができるようになり、私たちは大変喜ばしく感じています。エンドツーエンドのサプライチェーンを繋げることにより、迅速に最適な意思決定を行い、クライアントとその顧客に対する一貫した付加価値の提供に必要となる連携と知見をもたらします。私たちはヤマハを、拡大し続けるキナクシスの車両製造分野の顧客コミュ二ティに敬意を持ってお迎えしたいと思います。」
キナクシスについて
サプライチェーンの変動を完全に排除することは不可能ですが、管理することはできます。キナクシス(Kinaxis®)は多くの著名な企業に信頼され、業績を最大化するための判断に必要となる最善のサプライチェーンプランニングを支援しています。キナクシスは人とAIのコンビネーションにより、将来の計画、リスクとチャンスの監視、そして変化に対する迅速な対応により、ビジネスにおける複雑な問題を容易に理解できる方法で解決します。サプライチェーンのエキスパートで構成されるコミュニティのサポート、および独自のコンカレントプランニング技術と統合型プランニングプラットフォームを活用することにより、顧客の売上増並びにコストとリスクの削減を支援しています。キナクシスに関する情報はWeb、LinkedIn、Twitter、Facebookをご覧下さい。
【本プレスリリースに関するお問合わせ先】
キナクシス・ジャパン株式会社
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